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セミナー報告

2014年2013年|2012年|2011年2010年

12月14日(金) 沖縄常任理事会

2年振りでの沖縄での理事会は、議事の進行、今後の予定等が滞りなく行われた。また、天気は晴れ、気温24℃で、理事や会員の皆様も日頃の激務(?)から解放されたリラックスの中で、沖縄の基地問題を始めとして経済状況と歴史的な特性などの話題が地元放送局RBCの元キャスターを交え盛り上がった。
 懇親会は、例によって全員の発言が活発に行われ和やかで、温かい沖縄の夕べとなった。

11月9日(金)・10日(土) 東京例会・セミナー

11月9日のセミナー①では、大手税理士法人の先生に営業戦略、及び経営戦略についてご講演いただきました。新入会員が増えてきた今では、優和の発起人の1人である先生の歩みと今後の方向性を直接お話しいただけるこのような機会は、新旧会員共に大変有意義な時間となりました。

セミナー②では、「『土地信託の可能性』資産活用・継承の新しいかたち」というテーマでご講演いただきました。運営方法に続く画期的な活用方法に、幅広い顧客への可能性を感じました。具体的な例を出していただき、とても解り易い講演内容でした。

11月10日のセミナー③では、「リモートソフトの活用法とセキュリティーについて」実際リモートを活用している会計事務所の方にご講演いただきました。リモートの基本的なところから、利用方法の実演、どのようなリスクがあるのかなど会計事務所に合わせた実践的な内容でご説明いただきました。

10月12日(金) 名古屋常任理事会

10月12日のセミナー①では、日本公認会計士協会が改正した「職業倫理に関する解釈指針」の内、Q21:訂正報告書の監査証明業務に関わるローテーションとQ13:報酬の依存についてご講演いただきました。訂正報告書に対する監査業務は、関与期間中あるいは関与期間を終了したどのような監査責任者が実施できるのか、また、2期連続して大会社等である依頼人に対する報酬依存度が15%を超える場合にセーフガードとして品質管理レビュー実施をどのように依頼するかについて、具体的に説明頂き大変有意義でした。

セミナー②では、「中京経済と会計事務所運営」と題してご講演いただきました。中京経済の定義の多様性に続き、この地域でのさまざまな老舗企業の生き残り事例について老舗年表を用いて説明頂きました。また、老舗企業として大事なことを漢字一文字で表すと「信」が、その社風は「和」を重んじるというアンケート集計結果も興味深いものでした。会計事務所運営においても、お客様からの信頼や職員との調和が重要とのお話もあり、興味深く聞かせていただきました。

9月6日(木)・7日(金)・8日(土) 兵庫例会・セミナー

9月7日のセミナー①
「成年後見制度を活用したエンディングビジネスについて」というテーマでご講演いただきました。
法定後見制度については資産活用・相続対策ができないといった課題のあることをお話しいただいた後、平成12年4月にスタートした任意後見制度は、こうした課題を解決する手段となり得ること、会計事務所の業務にも関連性があること等をわかりやすくご説明いただきました。会員業務活性化のためにもさらに研究が必要な分野であると感じました。

9月7日のセミナー②
「金融円滑化法における『出口戦略』の実際と課題」というテーマでご講演いただきました。
金融円滑化法の期限が平成25年3月までとなっておりますが、中小企業の業績回復は全体的に難しい状況にあり、当局より、金融機関には出口戦略を意識した総合的アドバイスの実践が必要である旨の指針が示されている旨、お話いただきました。一方、金融機関には、経験豊富な人材が不足していると言われており、外部の職業会計人との連携がより重要となる旨、ご説明いただきました。待ったなしの状況にある中で、我々会員同士も連携しながら中小企業支援のお役に立ちたいと思いました。 

9月8日のセミナー③
「公認会計士制度の変遷と会計事務所の歩み」というテーマでご講演いただきました。
事務所が大きくなっていく過程において、公認会計士協会活動、地域経済における活動にも真剣に取り組み、多忙ではあるけれども大変充実した日々を送ってきたこと等を語っていただきました。
高い理想を持つこと、いつでも真剣勝負であること等、士業を営んでいく上で必要なものがあることを学びました。

7月27日(金)・28日(土)
仙台例会・セミナー

『昨年の東日本大震災から1年と4カ月、今「石巻」は!
・・被災地「石巻」の現状は?同業者「職業会計人」の想いは?・・』
仙台宿泊ホテル前を九時に出発、途中地元の先生と合流。その先生の案内で通常は見られないところを約2時間かけて視察、その後、昼食をはさんで現地の先生5名と交流、申告期限延長の決定の裏話、いまだ平成22年度の申告すら終了していない苦労話、全国からの応援部隊の舞台裏、遅々として進まない復旧復興の実態等、被災当時の生死に係る体験を交えお話頂いきました。これから我々の出来ることは何か、何を考えたらよいのか、行動したら良いのか!
現地の先生の『震災のことを忘れないで、後世に伝え、生かしてほしい』との声が耳に残っています。
午後三時、無事仙台駅に帰着そしてそれぞれの想いを胸に当駅にて散会致しました。現地の先生の元気な声、訪問したこと、支援して頂いたことへの感謝の気持ちが伝わる1日でした。

6月8日(金)
北海道常任理事会・セミナー

25年間の会計事務所経営の実践からの疑問などを「大丈夫かな?????」との題で、参加者全員との対話方式で話された。その要約は・・・・

  1. 相続税関係・・・
    ①死亡時点の手許現金を確認できるか。 ②家庭用財産はどのように計算しているか。 ③遺産に配偶者や子供名義の財産を加えるか。 ④在日の方の相続手続きは。 ⑤遺言書、遺産分割協議書での弁護士、行政書士との職域問題。
  2. 所得税関係・・・
    ①売却不動産の取得価格が不明のとき5%以外に方法はないのか。 ②会計事務所が決算書の粉飾に加担したときは。 ③債務超過会社の社長借入金をどうするか。
  3. 経営関係・・・
    ①税金のプロは税理士、経営のプロは経営者であり税理士ではない。 ②M&Aの株式価格決定と仲介手数料。 ③企業再生のための不動産売買と仲介手数料。 ④会社再生・上場準備のための経営企画室長・公開準備室長の就任。

4月13日(金)・14日(土)
京都例会・セミナー

4月6日のセミナー①では、「経営戦略の展開を徹底するための業務改革と人事制度設計」と題してご講演いただきました。
会社の経営戦略に即した人事制度にしたいが、どのようなものが良いかと悩む経営者が多くいらっしゃいます。今回はそのような経営者へのアドバイスのヒントをいただいた講演でした。概念的な話だけではなく、実際の手法にまで触れていただいた点は大変有意義でありました。

セミナー②では、「金融機関における金融円滑化法への取り組み実態」と題してご講演いただきました。
金融円滑化法が期限延長された真意、金融機関の取り組み状況、円滑化終了後の影響、経営改善計画の策定のポイントなど、幅広くかつ奥深くお話いただきました。法の趣旨から、金融機関の見方など普段我々が触れることが少ないところまでお話いただき、今後の業務を遂行するにあたり非常に有益なものになると思われます。

4月7日のセミナー③では、「今、伸びている会計事務所がやっていること」と題して、会計事務所業界の動向や顧客獲得の手法をご講演いただきました。
市場が縮小しているこの業界で、どのように事業を拡大していくのかは多くの会計事務所の課題ですので、興味深く聞かせていただきました。

2月10日(金)・11日(土)
東京総会・セミナー

2月10日のセミナー①では「インターネットを使った今時の仕事術」というテーマで、会計事務所でインターネットを使ってどのようなことができるのか、初心者にも分かりやすく説明していただきました。まずは携帯電話の選び方から始まり、電子メールの利用方法、スケジュール管理の仕方、離れたところから自分のパソコンをコントロールする技術、そして最近話題のtwitterやFacebookまで講演いただき、活発な質疑応答が行われました。会員の業務上役に立つ充実した内容であったと思います。
セミナー②では「平成24年度税制改正について」講演をいただきました。毎年好評のセミナーで、平成23年度税制改正の流れ、平成23年度税制改正の成立経緯、平成24年度税制改正の重要項目について、充実した小冊子に基づき分かりやすく解説していただきました。

 2月11日のセミナー③では「大韓民国国税庁長からの感謝牌受章について〜韓国税金等事情からEU付加価値税まで〜」というテーマで講演いただきました。特に韓国の公認会計士に対する税務士資格自動付与廃止についてのお話は、現在日本での税理士法改正の動きもあって興味深く聞くことができましたが、同時に韓国と日本の事情の違いも理解することができました。